WPTとトラベル・チャンネル。PPTをめぐって争議勃発。

WPTとトラベル・チャンネル。PPTをめぐって争議勃発。 0001

ワールド・ポーカー・ツアー(WPT)とトラベル・チャンネルの間柄は比較的平穏だった。両者はスポーツとしてのポーカーを有名にし、今でもポーカー業界で第一線で活躍している。しかしながら、両者の間には暗雲がたちこめはじめているのである。

9月19日、WPT社はトラベル・チャンネルによって他のネットワーク局とプロフェッショナル・ポーカーツアー(PPT)の放映権取引をする権利を侵害されたとして同チャンネルをカリフォルニア高裁に訴えた。PPTは2004年に作られた「ベストの中のベストプレイヤー」を決めるトーナメントで、本質的にはオール・スターポーカーサーキットである。 複雑な選考手続きを経て、たった200人の世界のベストプレイヤーだけがPPTイベントに参加できる。これは、イベントに参加するのにプレイヤーがお金を払う必要がないという点でWPTとは異なる。この無料システムはポーカーのさらなる発展には当然必要なものであるといえよう。

PPTは、他の放映局も興味を示す魅力的なイベントである。WPT社は、「トラベル・チャンネルは確かにWPT社からあらゆるポーカープロダクションを受け取る権利があるが、WPT社は他のチャンネルからのオファーも認める資格がある」という立場をとっている。もし他の放映局から放映要請があれば、WPTは、その放映局がトラベル・チャンネルと協議する権利を与えることになっている。このようにすると、トラベル・チャンネルがWPTの放映権交渉を妨げているように思われる。他の放映局から要請が来た場合、トラベル・チャンネルはその放映局に直接、「PPTに関してはWPT社と話し合いをもつことはできません」と伝えられるのである。トラベル・チャンネルのこのような巧みな動きに対し、WPT社はこれを封じ込めようと訴訟を起こしたのである。

この三年間というもの、WPTとトラベル・チャンネルはポーカーを世界中のリビングルームに持ち込もうと協力してやってきた。この争議は4年目に何も影響をもたらさないとSteve Lipscombは言う。「この騒ぎはトラベル・チャンネルとWPTの、WPTを将来的に発展させていこうという公約に全く関係ないことを明確にしておきたい。これはPPT番組に関する単なる契約上の問題なのだ。」。PPTについての調整をするためにトラベル・チャンネルに与えられた15日間が9月27日をもって終わる。もしそれまでにトラベル・チャンネルが提示された条件を飲まなければ、WPTは他の(まだ明らかにされていない)放映局とPPT放映権契約を結ぶとしている。

PPTは、ポーカーの次なる革命となるだろう!何年か前にできたゴルフのワールドトーナメントのように、PPTは人々がテレビで見ることを心待ちにするオールスターゲームになるはずである。もちろん、マスコミはみな放送したがる。願わくば、トラベル・チャンネルはそのようなプログラムの潜在的な可能性を理解し、かつ同じ傘の下、WPT事業提案の全体をうけいれてほしいものである。

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