インタビュー ポーカー侍氏WSOPへの道を語る Part 3

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インタビュー ポーカー侍氏WSOPへの道を語る Part 3 0001

今回からは、いよいよ2005年のWSOPメインイベントに参加された経緯や、対策などについて伺いたいと思います。

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PPM(パーティー・ポーカー・ミリオン)から帰国されてWSOPの参加が決まるまで二年近くたっていますが、どうされていたのですか。

(

ポーカー侍

) PPMから帰国した後、仕事が急に忙しくなり、ポーカーに関与出来る時間がほとんどなくなってしまいました。また、体調を壊したりもしました。その間は、オンラインポーカーを少しやっている程度でしたね。

2005年になって、やっとある程度の時間が取れるようになり、またPPMに挑戦していたのですが、残念ながら予選を突破出来ませんでした。そこで、具体的な目標をWSOPにおいて予選を始めた訳です。私がプレイしていたポーカールームがWSOPに本格的に取り組み始め、色々な種類のサテライトを提供した事もあります。

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どのように予選を戦ったのでしょうか?

まず、予選を戦う前に、そのポーカールームの予選の構造を調べ、一番参加費の安い予選$10から参加することにし、15ゲーム戦いました。この予選は、ワンテーブルで二位までが、第二次予選に進めるもので、8回分の第二次予選の参加権を獲得しました。二次予選は、ワンテーブルで優勝しないとスーパーサテライトに参加出来ません。そこでは、結局3回最終予選に進出出来る事になりました。

一次予選は、二位まで抜ける事が出来るので、戦い方は一般のシングルトーナメントとかわらず、ブラインドの低い序盤はあまり参加せず、中盤から終盤までに勝負する戦略で戦いました。プレイスタイルとしては、タイトアグレッシブルですね。

二次予選はいわゆるウイナーテイクオール形式のトーナメントなので、序盤から積極的にプレイし、完全なルーズアグレッシブルでプレイすることにしていました。これは、PPMの二次予選も同様です。

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最終予選のスーパーサテライトはどのように戦ったのですか。

最終予選は、45人に1人WSOPメインイベントの参加パッケージが獲得できるスーパーサテライト形式でした。参加者は400人くらいで9人まで参加権獲得というものでした。私は、基本的にマルチトーナメントでは、入賞を第一目標としているので、タイトアグレッシブルスタイルで戦うことを基本にしています。従って、オンラインのマルチトーナメントでは、その時点その時点のアベレージチップを確保することを具体的に目標にします。従って、ブラインドの低い最初の一時間は、なんとしてもスタートチップの二倍を目標としてこつこつとチップを貯めることにしています。そして、中盤から終盤にかけてその時点のアベレージチップ量と自分の持ちチップ量を比較してプレイ方法を決めるわけです。この日も、その方法でプレイしていました。何度かの危険をすり抜け、アベレージを割ると、セットができるなどのラッキーもあって、無事参加権を獲得できました。

この日は、危険回避の感(相手のハンドの読み)がさえていましたね。マルチトーナメントでは、入賞前に飛んでしまえば何もなりません。従って、アベレージチップを割って、このままでは自然死する可能性が高くなるまで、勝率50%程度のいわゆるじゃんけん(ローペアー対ツーオーバーカードみたいな)は出来るだけ避けるようにしていました。また、ショートスタックを無理して殺しに行くことも避けました。参加権獲得の最低ラインである9位以内になったのは、残り30人を切ってからだったと思います。

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WSOPの参加権を獲得してからは、WSOP参加に向けてどのような準備をされましたか。

私にとってWSOPメインイベントは、ほとんどのポーカープレイヤーと同じだと思いますが、夢でした。そこで、充分楽しもうと思いました。まず参加する日程調整から始めました。なにしろ10日間にわたるイベントです。また、悪い事にメインイベント二週間前までヨーロッパのポーカークルーズの日程も入っていました。いろいろな人たちに事情を話して、ご迷惑をかけるが許してほしいと謝り続けてましたね。

また、個人的にこのWSOPのメインイベント出場の記念品を作ることにしました。これが、私の公式ユニフォームになった「ポーカー侍」のイラストを刺繍した作務衣です。もともと作務衣は、軽く、カジノ内の強い冷房の対策にもなるので、ラスベガスでも着用していたのですが、これに「ポーカー侍」のイラストを刺繍したのです。出来上がってみてこんなに目立つものとは思いませんでした。こんなものを着てプレイするのだから、変なプレイはできないなと思いました。本番でも目立ったようで、ESPNで放映されたWSOPシリーズにも映っていたようです。

それから、前に読んだポーカートーナメントに関する本を読み返しました。最初に読んだときには気づかなかった点がいろいろわかりました。WSOPやWPTのDVDなども見返しました。

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いろいろな準備をされてWSOPメインイベントに出場されたわけですが、そのときのお話は次回にお願いします。

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