WSOPへのカウントダウン1:予期される事

WSOPへのカウントダウン1:予期される事 0001

一ヶ月もしないうちに、何千人ものポーカープレーヤーが世界中からリオに集まることになる。そう、第36回WSOPのためだ。この“WSOP”という呼び名は、全てのポーカープレーヤーにとって身震いさせるものであろう。熟練者にも初心者にとってもそれは同様だ。この世界大会は、ポーカー界の頂点として40年近く続いている。WSOPのブレスレットは、ポーカープレーヤーのキャリアとしての最高の業績である。そして最高に高いレベルでプレーすることが、全てのプレーヤー(熟練者、娯楽で来るもの、プロプレーヤーを問わず)が目指すものだ。

6月25日から8月11日にかけてラスベガスに向かう前に考えておきたいことはたくさんあるであろう。そのことについて述べるのが今回である。第一回として、まず世界大会のためにラスベガスに来る際、予期される基本的な事項に注意を向けたいと思う。いくつかは明白なことであろうが、考慮しておかなければならないこともある。

もし6,7,8月に砂漠地域に旅行するのが初めてであれば、ジャケットやセーターを忘れるかもしれない(これは取るに足らないことのように思えるかもしれないが、驚くべきことにそうではないのだ)。それらは、息が白く見えるくらいまで冷やされたカジノで重宝する。(このことは世界大会においては問題ではない。多くのプレーヤーがこの問題にうまく対処するからだ。)

この時期のラスベガスの気候は、38℃あたりである。外で時間を過ごすというよりも、エアコンのよく効いた場所から場所を行き来することとなるであろう。夕方でも32℃くらいあるが、それでもストリップ周辺を出歩く時にはベストな時間である。もし外でいくらかの時間を過ごすというならば水の補給をよくすることである。こういう環境下では必要になるであろう。

車を借りるなどしてラスベガスに来る場合、交通状態はとても混んでいるだろう(特にストリップ周辺においては)。そして、もしかつてニューヨークのタクシー運転手としての経歴がないならば、うまく運転するのは非常に困難であろう。ポーカー用のバンクロールで車をレンタルするよりは、タクシー料金やストリップでの路線バスのためにいくらかお金を別に持っていたほうがいい。そして自分で車に乗るということは避けたほうがいいだろう。それから歩きについても、太陽で生まれたのでないのだとしたら、とても勧められる手段とは言えない(さきほどの気候についての部分を読んでいただきたい)。

それでは気候と交通についてのことはこれくらいにしておいて、リオで行われるWSOPについて触れていこう。世界大会のウェブサイト(worldseriesofpoker.com)では、6週間に及ぶ全ての大会の予定がリスト化されている。最初がカジノ関係者のみのイベント、そしてイベント#15は、レディースのノーリミットホールデムトーナメント、イベント#19はシニア(50歳以上)のノーリミットホールデムトーナメントである。それ以外は万人に開かれたものとなっている。

万人と言っても参加するには21歳以上でなければならない。だからもしオンラインで21歳以下でプレーしていて、世界大会のメインイベントに参加しようとサテライトにトライしているのならば、どうかやめてもらいたい。実際、去年$10,000トーナメントにおいて、法的にラスベガスのカジノでプレーできる年齢に達していなかったがために、参加できなかった若者がいたのである。参加者になりたかったはずなのに、傍観者となってしまった。

もし、有名なプレーヤーのアクションを見たいということだけなのであれば、それはもちろん可能である。もちろんいくつかの決まりはある。トーナメントの行われる会場内ではフラッシュでの撮影は禁止である。だからカメラのフラッシュはあらかじめ切っておいてほしい。そしてトーナメント会場の外でも持っておくか、さもなければホテルの部屋に置いておくことだ。それからフロアは、プレーヤー、トーナメントディレクター、Harrah'sのスタッフ、メディア関係者、警備員で混雑していることであろう。だから、もし誰かが、無愛想にそこを退くように言ってきても、それが誰であろうとも我慢して通路を空けていただきたい。

世界大会に参加する上で、前もって登録しておくことは、ウェブサイトで可能である。この方法が、各イベントのスケジュールを確認するためにも一番良い方法であろう。もちろんメインイベントを含む(今回はDay1を選ぶことができる)。もしすでに登録していて、小切手で支払いをしようとしているのならば、Harrah'sが小切手に不正がないことを確認するのに十分な時間を必要とし、その後参加することができる。

オンラインで別の方法で参加費を払うこともできるが、より慎重に対処したほうがいい方法である。それから、もし大会参加の直前に支払いたいのであれば、Amazon Ballroom(世界大会に指定された会場である!)に入る前にカジノでチップを購入しておくことだ。昨年の大会では、たくさんの人々が現金を手に参加しに来たが、参加費のためにチップを買うように言われたのだ。

2005年、リオのポーカールームは閉鎖され、Amazon Ballroomへと移行された。これは全てのライブゲーム、サテライト(6月25日に始まる)、負けた後に参加する別トーナメント、世界大会の各イベント、ファイナルテーブル、など全てにおいてである。Amazon BallroomはDivision III collegeチームのためのバスケットボール会場としても使われる。だから非常に混雑し、ライブゲームでは参加するのに相当長くかかるかもしれないという状況をあらかじめわかっておいてほしい。ポーカープレーヤーは忍耐強いということで知られているのであるから、リオでのイベントに参加する際にはその忍耐を十分持っておいてほしい。

これで世界大会についての基本的な手引きは終わりである。次回は、2005年の世界大会において起きた問題点と、Harrah'sがそれらに対して対処している変更点について述べていきたいと思う。それから、いくつかのイベントの歴史、昨年の世界大会でのプレー、2006年世界大会がどのように行われていくかについての予想もしていきたい。6月末には、ポーカーの最高の経験に向けての情熱がさらに刺激されていることだろう!

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