WSOPへのカウントダウン9:何が起こるか?

WSOPへのカウントダウン9:何が起こるか? 0001

2006 WSOPのために大量のチップ、何千のカードが用意され、しっかりと密封され、数百人ものディーラーによって準備される。プレーヤーは十分休養し、ポーカー界における最も名声のあるイベントに向けて準備をする。後考えることというのは、2006 WSOPが何をもたらすだろうかということである。

2005年から引き続くこととは、プロプレーヤーの優位であろう。彼ら(彼女ら)は巨大なトーナメントにおいて、アクションの調節を行い、より危険なアクションにも挑んでくる。2004年度にあったような新規プレーヤーの有利を、そういったプレーで打ち消していったのだ。(WSOPでの初めに行われる)火曜にスタートするトーナメントが始まる時、この現象が変化するという疑いはない。そして今年の優勝者のリストは、有名なプレーヤーによって獲得されていくことであろう。

参加者数は、各イベントにおいて2005年度を上回ってくるであろう。今年度WSOPで予定されている45のイベントで、規模の小さなものはほんとうに僅かである。それでも"小さな"という意味は、1000人を超えないということを意味している。リバイイベント、$5,000イベント、そしてラズやデューストゥーセブン、といったトーナメントは500人くらいであろう(デューストゥーセブンは$5,000 バイインのリバイ方式だ、参加者はかなり少ないと思われる)。それにAmazon Roomにおいてはあまり注目を集めないであろう。もちろん非常に優れたプレーヤーが集まるけれども、ブレスレットを獲得したいというプレーヤーにとっては、これらのトーナメントは最も理にかなっている。

セブンカードスタッド、オマハ(そしてハイロー)のイベントでは750人くらい集まるであろう。テキサスホールデムほど人気はないが、ファンは多いし、新規プレーヤーがかなりのアクションをしてくるだろう。もちろん、今年度最も興味を引くイベントは、テキサスホールデムのトーナメントだ。

$1,000のホールデムのイベントは一つしかないけれども、$1,500 ,$2,000はいくつかある(リミットとノーリミット両方において)。これらイベントでは、2,000 人($1,000イベント)、$1.5K ,$2Kイベントではいずれも1250人を超えてくるであろう。昨年では初めの$1500が2000人を超えて、残りは1000から1500人であったわけだから、大きな飛躍といえるだろう。状況はかなり荒々しくなると思われる。プロプレーヤーとWSOPに初めて参加するプレーヤーが一緒になり、このトーナメントにおいて最高のみやげ話を与えてくれる。

人々は$50K H.O.R.S.E.やチャンピオンシップに注目するだろう。H.O.R.S.E.では150人くらい、参加者はみな名前を聞いたことがあるようなプレーヤーなるはずだ。このイベントでファイナルテーブルになるとノーリミットホールデムのみとなるのが残念ではあるが、このファイナルに進出した8人は世界で最も優れたプレーヤーという言うべきであろう。優勝者は世界チャンピオンとは見なされないかもしれないが、最も優れたポーカープレーヤーは誰かという問いに答えてくれることであろう。

チャンピオンシップにおいて優勝者を選ぶということは、8000人ものプレーヤーが集まるわけであるから、

手にすくった水の水滴からひとつ選ぶようなものである。そういう状況でオッズを分析するのは興味深いことである。33-1から125-1と位置づけられているプレーヤーが優勝候補とされている。このオッズはどこでも同じようなものではない。:どんなに優れたプレーヤーであっても、250 もしくは300-1というのが妥当であるべきだろう。いくらかのプレーヤーについては数値を見直すべきであると言える。

Michael "The Grinder" Mizrachiは、今年初めからプレーヤーオブザイヤーの争奪戦をリードしていたから、最有力と言える。WSOPのイベントの勝利は地位を確かなものとし、チャンピオンシップの勝利は25歳のフロリダの青年をポーカーの英雄とした。2005年度7つのイベントで入賞を果たしたけれども、Mizrachiはブレスレットがキャリアを急成長するための偉大な業績だということを十分に理解している。もし、彼がいくらか攻撃性を抑えたならば、リオでの6週間でさらに成功することが出来るであろう。

木曜の夜、Full Tilt Red Rockトーナメントを見たうえで言うと、Mike Matusowがリオでの開催中、騒がしくなるであろうことをこっそり言っておきたい。招待選手トーナメントの間、彼のプレーはWSOPに良い結果を出すように集中しているということを示していた。ディフェンディグチャンピオンが6週間の間のいずれかのイベントでブレスレットを獲得したり、チャンピオンシップで騒ぎを起こしたても驚くことではない。

9つのブレスレットを獲得しているPhil HellmuthはWSOPが近づくにつれて、勢いが増してくる。Hellmuthは最近World Poker TourチャンピオンシップやWPT Parisにおいても素晴らしい成績を残し、WSOPで記録を残すことに集中している。彼の競争心は、現在までの獲得した賞金、誰よりも多くブレスレットを獲得するということによって掻き立てられている。Philはブレスレットを獲得し、DoyleやJohnnyとタイにもしくは上回ることができるであろうか。今年がこの目標を成し遂げるチャンスであろう。

女性の場合も同様に、非常に優れた挑戦者がいる。Cyndy Violetteが2005年ブレイクし、WSOPにおいて$700,000以上の賞金を手に入れた。2つ目のブレスレットの獲得(1つ目は2004年)はならなかったが、世界でもっとも優秀な女性プレーヤーの一人であるとされている。Kathy Liebertも同様にトップのプレーヤーとされ、また2006年に大きな初勝利を勝ち取ったLiz Lieuも注目されるプレーヤーである。

女性プレーヤーはチャンピオンシップで勝利するであろうか。人数的に見ても難しいと言える。昨年のトーナメントにおいては、かろうじて全体の10%にあたる5600人が女性であり、この数は女性がチャンピオンシップの優勝を勝ち取るには十分ではない。しかしポーカーについていつもそうであるようにTiffany Williamsonが昨年成功し、人々をおとどかせたようなことは可能なのである。

個人的には、ディフェンディングチャンピオンであるJoseph Hachem'sに続いて、別の海外出身者がチャンピオンシップを制覇すると信じている。Patrik Antonius はラスベガスにおけるトーナメントにおいて大きな破壊力をもっている。チャンピオンシップや他のイベントにおいても良い結果を出すことが考えられる。 "The Flying Dutchman" Marcel Luskeもいくつのかのトーナメントで良い位置につけているし、有力である。このように第一線で活躍するような海外出身のプレーヤーが大勢いる。次のチャンピオンシップで、その中で誰もがチャンピオンになりえると言えるのである。

2006WSOPについて一つ言えることは、今までで最高のトーナメントとなるということである。2005年度の熱狂したトーナメントの後、Harrah'sは数ヶ月ではなく一年の準備期間があった。2005年度起こったことから、ファン、メディア、トーナメントスタッフ、そしてプレーヤー全体がさらに拡大することであろう。先買権のある栄誉がJeffrey Pollackに受け渡され、残りのHarrah'sのスタッフもWSOPを最高のイベントとするために努力している。

これでWSOPへのカウントダウンのシリーズは終わりである。今年度のWSOPは、ポーカープレーヤーにとって大きなことをもたらすであろう。そして大いにWSOPについての議論がなされ、最高のゲームの歴史の中においてのトーナメントスケジュールが検討されることであろう。 "shuffle up and deal"を聞く準備は整った。WSOPの開催である。

More Stories

どう思われますか?