2007年WSOP、オンラインサテライトからの参加拒否!?

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8,773人ものプレイヤーが参加した今年のWorld Series of Poker(以下、WSOP)のメインイベントは、大会史上過去最多を記録した。その背景には、オンラインポーカー各社主催のサテライトを勝ち抜いた参加者たちの数が大きく影響している。

ところが、大会主催者のHarrah's Entertainmentは、来年からオンラインサテライトの参加受付を行わないことを発表した。これによりメインイベントだけに限らず、来年のWSOPは参加人数が激減することが予想される。

アメリカESPNラジオの番組"The Poker Edge"でFull Tilt PokerメンバーのPhil Gordonは、メインイベントは今年の75%ぐらい減る、2,200名ぐらいが妥当だと語った。また、Full Tilt Pokerでトーナメント参加権取得のサテライトを勝ち残ったプレイヤーには、参加費に相当する賞金を進呈するか、カナダやアイルランドなど外国で開催されるライブトーナメントへの参加権へ振り返るなどのアイディアも出された。

今回のHarrah's Entertainmentの方針、今現在、大会にサテライトプレイヤーを送り込んだオンライン各社、すべてに公式発表されたわけではない。

しかし、Pokernews.comでは近々これらが正式に決定されると認識している。WSOPの統括責任者、Gary Thompson氏はEメールで次のように見解を発表した。

"大会への参加資格については慎重に協議している。チャリティー団体や市民団体、そしてアメリカ、諸外国カジノとは連携を取り合い、そこからの参加は促していきたい。参加受付を行わないのは、あくまでも第三者機関(オンラインポーカー各社)の登録によるものと認識している。"

これを受けて、オンラインポーカー各社の対応は様々である。ここ数年多くのプレイヤーをWSOPに送っているPokerStarsはまだ正式コメントを控えている。そして、今年のメインイベントを制覇したJamie Goldを送ったBodog.comはHarrahの発表を受け入れるが、Jamieを含め多くのプレイヤーはBodog.com(オンライン)でそのスキルを向上させ、世界各地で開催されるライブトーナメントでも活躍していくことに変わりはないと楽観的なコメントを発表。

Harrahの発表は、大手のみならず中小オンラインポーカー各社にも波紋を広げている。オーストラリアに拠点を置くPoker.comでは、今年18名をメインイベントに送った。

同社マーケティング担当のPaul Cherry氏は、なんとしてでもWSOPへの参加者を送りこみたい。"オーストラリアに拠点を置く僕らからプレイヤーを送ることに何ら問題はないはずだよ。プレイヤーには参加規約を事前に確認してもらっている。もし本当にサテライトの送り込みが不可能になった場合、プレイヤーに参加費を与えて戦ってもらうまでだけどね。"と語った。

Cherry氏の楽観的な考えも一理あるが、WSOPはこれから未曾有の時代に突入する。ひとつ明らかなことは、今年のWSOPが後にも先にも最大のポーカートーナメントだったということだろう。

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