Betfair Asian Poker Tourシンガポールで開催

Betfair Asian Poker Tourシンガポールで開催 0001

楽しみに待たれていたBetfair Asian Poker Tour(BAPT)が美しい街シンガポールでついに始まった。昨今のアメリカのオンラインポーカー事情を反映し、アジアはポーカーブームの次のマーケットとして見られている。そしてBetfairがこのオープニングイベントをどう扱うかに業界から相当な関心が向けられている。

開催前、街では巨大な大会告知ポスターが至る所に貼られトーナメント成功に期待が集まった。トーナメントはMeridus Mandarinボールルームに美しい"ポーカールーム"がセットアップされた。オープンフェスティバルは華やかに飾られ、ポーカーのアジアマーケット進出を祝福した。しかし、このBetfairトーナメントはそれほどまでの栄誉をつかんではいない。実はPanAsia Poker TourがBetfairに先駆けて、テレビで放送される2,500ドルのメインイベントを今月上旬にフィリピンのマニラで開催しアジア初のトーナメントの座は譲ったことになる。

それでも$5,000バイインのメインイベントはアジア史上最大のポーカーイベントとなった。Betfairはトーナメント参加のサテライトを数え切れないほど開催、結果350人ほどのオンラインプレイヤーを直接送り込んだ。さらにTony GやLee Nelson、Liz Lieu、John Phanら多くのプロがシンガポールに集った。メインイベントは300人以上が参加し賞金は1,350,000ドルの大会となると予想された。

Betfairが活動拠点としてシンガポールを選んだのは、"すばらしい観光地"だからだそうだ。シンガポールは世界で最も美しい場所とも言われている。南アジアの中心として栄える先進国。ギャンブルは違法であるが、規制が緩和されBetfairはBAPTのオープニングイベントの開催の許可を政府から取り付けた。

European Poker Tour(以下、EPT)のトーナメントディレクター、Thomas KremserがBAPTイベントのトーナメントディレクターを任された。Thomasは世界一のトーナメントディレクターの一人と見られている。彼とそのチームは、プレー時間の計画・結果ですばらしいパフォーマンスを残している。

しかし、アジア初ということでチームはたくさんの問題に直面した。まず300人以上の入場者が写真入のID(ポーカールーム入場時に必要)を受け取るのに1時間も待たされ、ひどいスタートとなった。そして次に、キャッシュゲームが許可されていない事実はフェスティバルが始まる前にもっと知らせておく必要があった。キャッシュゲームがないことを知っていたらこの場に来なかったと言うプレーヤーが多くいたのだ。三つ目に、メインイベントの登録は混乱なしで行われるべきであった。プレイヤーは10月28日までにメインイベントに登録しなければならず、締切日をに間に合わなかったプレーヤーは出場できないと伝えられた。しかし、ここで参加を許可されたプレイヤーが何人かいる中、登録できないプレイヤーもいた。最後にトーナメントのスケジュール自体に非難が向けられた。5,000ドルメインイベントを除いては、予定されていたトーナメントがとても小さかったのだ。(150ドル、300ドルバイイン、メインイベントの翌日に500ドルトーナメント)。キャッシュゲームがないことで多くのプレイヤーはホテルの部屋でオンラインポーカーをすることになってしまった。

こうしたアクシデントはあったものの、Betfairの初めての挑戦は総じて成功に終わったと言っていいだろう。シンガポールはアジアでは非常に物価が高く、この歴史的なトーナメントの第1候補地だったとうことに個人的には疑問を持ったが、何百というオンライン予選通過者はスターの扱いを受けBetfairに感謝したに違いない。シンガポールへの旅費で10,000ドルを使ったオンラインプロを満足させるには至らなかったようだ。Betfairのすばらしい仕事はまだまだ完了していないようであった。

Betfairは今後もBAPTイベントをたくさん計画し、回を重ねれば運営の質は向上していくことだろう。アジア初のメジャートーナメント、皮肉屋な私からは合格点をあげたい。

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