オンラインギャンブル禁止法反対、キーパーソン民主党 Harry Reid 氏

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先に行われた米国の選挙でオンラインギャンブルの規制を唱える共和党議員が相次いで敗れ、同法案施行に異論を唱える人たちは大いに喜こんだ。しかし、本当の戦いはこれからになるだろう。同法案の撤回には、過半数を獲得した民主党のキーパーソン、Harry Reid氏を突き動かす必要性がある。

Reid氏はカジノ産業の中心ネバダ州の議員を務め、2001年には全米ゲーム協会から同産業への貢献が認められ産業賞を受賞している。本人自身、ネバダを中心とした全米へのオンラインゲーム普及がようやく実を結んだ結果となり光栄。と受賞時にコメントしている。

Reid氏はオンラインギャンブル禁止法の実効性を当初から疑っていた。現在、米国が抱えているイラク問題。その煽りを受けた極めて政治的要素が強いと関係者に語る。そして法案の可決に動いたのは産業の内情を知らない、少数派との指摘もしていた。

単にインターネットギャンブルを管理することが不可能との理由だけで違法としたブッシュ大統領、最高裁判所次官トマス氏、前連邦準備銀行長官アラン・グリーンスパン氏を強く批判した。

Reid氏は1977年から81年までネバダ州ゲーム評議会の代表を務めた。当時、ゲームライセンス獲得の闘争で氏の自家用車に爆弾が仕掛けられるまるで映画のような事態まで起こる。そんな苦難が続いた時代を乗り越え、タフな知識、経験が氏には凝縮されている。

Reid氏以外にもオンラインギャンブル禁止法に異論を唱える議員は多くいるが、経験、知識、見解を考慮するとオンラインポーカーの未来にとってReid氏がキーパーソンであることは間違いない。オンラインギャンブルが米国にもたらす利益を計算し合理的な説明ができる人なのだ。そんな氏を応援するためにも、オンラインポーカー各社の協力体制も必要となる。オフショアに隠れて嵐が通り過ぎるのをただ待つだけではいられない。税収や雇用の創出でどれだけ一国の経済に貢献できるかを主張するべきだろう。嵐が過ぎ去った後に得られる果実はないのだから。

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