オールインのライセンス!?

オールインのライセンス!? 0001

007シリーズの最新版「カジノ・ロワイヤル」が現在日本で公開されています。 今回の話の中ではポーカーの風景がかなり使用されているとの情報を得て、早速映画館に行ってチェックしてきました。 この作品は原作シリーズの第1作目で、1967年ウッディ・アレン主演で映画化もされています。原作ではポーカーのシーンではなく、バカラが使用されていたようです。日本では公開したばかりなので、詳しい内容については伏せますが、ポーカープレイヤーとしての視点からコメントを少々。(まだ映画を見ていない人は、このコラムは読まないほうがいいかもしれません・・・)

映画全般に登場してくるゲームはノーリミットテキサスホールデムです。 時代設定がよくわからないので何とも言えないですが、もしかなり前の設定であれば、ホールデムそのものがまだ存在していなかったかもしれません。

ゲームそのものは現実に忠実に描写されていると思います。 最初のポーカーシーンで、ジェームスボンドがAAでオールインに対してコールするシーンがあります。 そこで相手がストリングベットをして、ディーラーから注意が入ります。 ストリングベットと言ってもチップではなく車のキーです。 ジェームスボンドがハイローラーらしい計らいでOKを出して、とりあえずポット+アストンマーチンをゲットします・・・ナッツなんで余裕ですが・・・

マイアミに飛んでテロを阻止するんですが、ここで人体博物館に飾られている骸骨の模型がポーカーをやっているシーンもあります。そしてカジノロワイヤルで開催されるメインゲームですが、何と$10ミリオン+$5ミリオンリバイのSit & Go、1テーブルトーナメントです。 テキサスの銀行家、アンディー・ビールなら喜んで参加するようなゲームです。 過去に実際に開催されたSit & Goで知る限り一番高かったのは$10万参加費なので、その約150倍の参加費です。ポーカー=ブラフという典型的な展開に少し入りますが、ジェームスボンドが持ち点をなくしリバイするのにお金を出してくれと頼むシーンがあります。 そこで出資する人が、「エゴがあるからダメ、エゴを捨てて!」というような台詞があるのですが、これはポーカープレイヤーに全員に言える台詞だと思います。

そして最後の勝負になるのですが、あっさりとストレートフラッシュで勝ってしまいます。 ここのシーンでは、もう少しジェームスボンドの思考回路などをフラッシュバック的に表現したら良かったのではないかと思います。 メインゲーム全体的には、しっかり描写されていたと思います。 映画でありがちな、典型的な「I see your bet, and I raise you more」みたいなシーンは全くなく、しっかりとプレイしてました。 カードのオープンの順番が違っていたり、ボードと手札を合わせて勝利ハンドを見せるところは少し変なところもありました。 ジェームスボンドのオールインの仕方と、最後のポーカーシーンのハンドの選択もおかしかったです。 しかし、ポーカーを知らない人が観客のほとんどで、これだけポーカーシーンを忠実に描写している大作映画は過去にはなかったと思います。今回のジェームスボンドは、殺しのライセンスは持ってなかったようですが、"オールインのラインセンス"はゲットしたようです!?

007シリーズと言えば、話の中で世界中を飛び回るのも有名です。 カジノ・ロワイヤルで最初のポーカーシーンはワールドポーカーツアー(WPT)の開催場所の1つ、バハマのパラダイスアイランドという設定になっています。 次回のパラダイスアイランドの大会「PokerStars Caribbean Adventure」開催は1月初旬です。 主催であるPokerStarsでサテライトに参加してジェームスボンドの気分を味わいませんか? 今なら、フリーロールでボンドカー「アストンマーチン」がもらえるトーナメントも開催されています。

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