ラスベガス、Sandsの収支報告

ラスベガス、Sandsの収支報告 0001

カジノ産業にとって苦しい環境、状態が続いていますが、ラスベガスのSands Corporationが発表した最終期の損失は予測していたほど悪くはなかったようです。1年を4つに分け、その中での最後の周期が最終期となるのですが、カジノオペレーターがレポートした今回の損失は$17.8ミリオンになり、2007年の最終期に記録した$71.1ミリオンの収益に比べると利益の低下は明らかです。しかし、それでもこの結果は絶望的なものではなく、この報告の後も株価は徐々に上向きになってきています。

ラスベガスへ訪れる観光客の数も減ってしまった今期ですが、VenetianとPalazzoの両カジノは平均して93.7%の占有率を維持しています。

上げている利益の面でもVenetian MacauとSands Macauの両方のカジノは各12.6%、38.5%の低下を記録しています。この二つのカジノはまだ占有率を90%以上に保っていますが、新しいFour Seasons Macauはこの面からでも苦戦を強いられています。2008年8月にオープンしたこのカジノの占有率は32%となっており、これはカジノ産業全体にみられる世界的な課題を反映しているといえます。

Sandsは余分なコストを削減するプログラムにも心血を注いでおり、これにより$250ミリオンを浮かすことが可能になるそうです。会社はマカオの要らないスペースなどを売却し、合計 $10.5ビリオンにもなる重荷を少しでも軽くしよう としています。

Sandsはつらい最終期を乗り越えたばかりですが、カジノオペレーターの見方は厳しく、カジノ業界はこれからさらに苦しい戦いを強いられるというものになっています。アメリカと中国の経済は上昇の兆しをまったく見せておらず、このため来期からもSandsはいっそう力を入れて仕事をこなさなければならないことになりそうです。

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