映画館からファイナルテーブルへ: Blade Runner

映画館からファイナルテーブルへ: Blade Runner 0001

ほかの教材とは違い、文化的な壁を乗り越える力をもっている近代の映画は、ポーカーを学ぶのに絶好の素材である。必要なのはさまざまなせりふの中にこめられたアドバイスを聞いて、それがポーカーにどう役立つかを考えておくことだけだ。しかし、これはプレーしている間中有名ポーカー映画のセリフを真似して繰り返していればいいということではなく、セリフに込められた考え方を自分の心に留めておく必要があるということだ。

1982年の映画"Blade Runner"はHarrison Ford と Rutger Hauerが主演した作品で、感情の無い世界で人間に似たロボットが感情を探すというストーリーだった。この映画の綿密な会話の中にはたくさんの知恵が詰まっているが、ロボットであるキャラクターBattyの心を揺さぶるものは少ない。精神面を強化したいプレーやーにとってまさにうってつけのセリフがある。

「恐怖の中で暮らすというのはとんでもない経験だろ?それが奴隷のようになるってことなんだ。」

リスクを恐れずスタックを投げ出せ

Phil Iveyがこの地球で一番のプレーヤーたるゆえんは、彼がバイインをコインフロップに賭けることもいとわない人物だからだ。彼はプレー中に経済的なことを心配するのをやめ、勝つ事だけを考える方法を発見した。この理念のおかげで彼は何百万というお金を稼いでいる。

Iveyによると、彼は負けることを恐れず、このことが大きなお金の動きに動揺してしまう他のプレーヤーが集まるテーブルにおいて彼を脅威としているのだ。

しかし、恐れをしらないというのは単に馬鹿だということではない。そして正しい判断を繰り返していけばおのずとリスクを取るべき時が分かって来るもので、それはいつか大きな給料日に変わるのだ。

必要なら自分のために立ち上がれ

真っ向勝負を避けるということもポーカーの大きな側面ではあるが、みんなを威圧するようなプレーヤーがテーブルに居た場合は、ためらわずに思惑通りには行かないということを示してやろう。これは大きなスタックを何度も取るということではなく、威圧感が弱いときはより攻撃的に勝負をしていいということだ。しかし、通常のプレーと同じように相手がビッグスタックの時には注意しよう。かえって自分がチップを失う可能性もある。

乗り越えるためには恐怖と向き合え

よいプレーヤーになるということはこのゲームの生か死かという過酷さを受け入れるということだ。大金を手に入れたいならそれなりのリスクを負い、また運が悪かったときの結果も受け入れる覚悟をする必要がある。つまり、剣で生きるものは剣で死ぬということだ。このことを忘れずに受け入れることで、スタックをリスクにさらしてプレー生命をひとつの決断にゆだねることが少し簡単になるだろう。決断を曇らせるような迷いが無い時にこそ正しい判断ができるものだし、その判断に自信を持てるというものだ。そこからはもうあなたの手中にないのだから、カードの出方をそのまま受け入れるしかない。もしかしたら勝利の女神が微笑むかもしれない。

More Stories

どう思われますか?