European Poker Tour バルセロナ初日A

European Poker Tour バルセロナ初日A 0001

きらめく地中海、スペイン、バルセロナの"カジノ・バルセロナ"入り口に来た私は、後ろを振り向くと100人以上の長蛇の列ができていることに気がついた。

そう、私は、今年で3シーズン目を迎えるEuropean Poker Tour(以下、EPT)に取材しに来たのである。その光景から、ヨーロッパでもかなりポーカーが広まりを見せているようだ。

既にほとんどのトーナメント参加は締め切られていた。そしてポーカールームはプレイヤーと見学するギャラリーの熱気に包まれていた。私にとっても3度目のEPTとなるが、

いままでにはない緊張感が走った。

テーブル仕切りをくぐり抜け、先に進んだところで、先ほどの緊張の理由が判明した。さっきから報道陣ルームは、この話題で持ちきりだったようだ。プロプレイヤーのPhil Iveyが出場予告なしにEPT初参戦をしていたのだ。Iveyは昨日までロンドンでイギリス版"High Stakes Poker"に興じていた。そして、スペインで運試しということで、多くのヨーロピアンプレイヤーが集う、このEPT参戦を決めた。

オンラインポーカーから118シートの選出も合わせて、大会のシート合計数は480だったが、Iveyを含む全てのプレイヤーにとって、厳しい状況だった。

参加シートは前売り完売しており、大会当日、当日券を調達しようと外には長蛇の列ができたのだ。彼らの多くは、飛行機で遠いところからやってきたにもかかわらず。

待ち時間が早かった人には、トリックが存在していたようで、なぜか"I'm Phil Ivey(俺はPhil Iveyだ)"と言うと遅れながらもトーナメントに入れたという。(理由は本当に不明だが、Iveyへの特別待遇からか?)

過去2シーズンにおいては、参加人数が434を越えるトーナメントは存在しなかった。バイイン額も4,000ユーロ(第一回は2,000)がほとんどだったが、ポーカー人気の高まりから参加できない人にとっては不満が募る状態となった。

アメリカ人プレイヤーにとって、世界メジャー大会はWorld Poker Tourが有名だった。しかし参加人数の25%がオンラインから選出されるEPTは、優勝賞金が60万ユーロ(約9億円)にも上るレベルの高いトーナメントとなった。

大会初日のDay1Aは、Phil IveyやHumberto Brenes、Jeff Lisandro、 Hendon Mobbers Ram Vaswani、Ross & Barny Boatman、前回EPTチャンピオンRob Hollinkらの参加トーナメントで幕を開けた。さらにオンラインポーカーの伝説とまで言われる、Johnny Loddenも出場している。Loddenはオンラインのビッグトーナメントに頻繁に出場し、最大ポット、$450,000を獲得したことでも有名だ。

注目すべきことは、地元スペインのプレイヤーが少ないということだろう。出場者リストを見ても、350人のプレイヤー中、スペイン人はたったの11人しかいない。

スペイン生まれのプレイヤーで現在、外国に居住しているプレイヤー数を入れても、20に満たない。

トーナメントの開始は、スペイン人らしく?午後5時25分。一晩かけて9レベルが行われる。途中ブレーク、ディナーブレークもあるが、午前4時30分が初日の終了予定という。

スペインの法律により、明け方5時までには会場を後にしなければならない。寝る暇を割いてのポーカー、プレイにどう影響するのか楽しみだ。

この日、目に付いたプレイヤーは、もちろんPhil Iveyだ。

Ievyの周りは多くのギャラリーで取り囲まれていた。そしていつもながらの彼らしい、多くのポットをプレイ、多くのベットをコール、相手を見てすずしい顔をしながら醸し出す"俺が終わらせてやるからな"雰囲気は健在だった。

Poker Starsチームからは、Humberto Brenesが出場した。Loddenと同テーブルだったBrenesは、良くやっていたほうだと思う。24,000まで増えたチップは一時期、8,000まで減ってしまったが、その後盛り返し、27,000で初日を終えた。

Day1Aの終了時点で、チップリーダーは、Dan Pedersenの118,400となっている。

前述した実力派プレイヤー全員がベストプレイをできた訳ではない。Hendon MobやRamは早いステージで終了してしまったし、Ross & Barnyは残ったが、次の日を考えるとつらい状況だ。

9時間フルに戦い続けた79のプレイヤーが、2日目に進む。残ったプレイヤーで注目すべきは、LoddenやJeff Lisandro、WPTパリ大会の覇者Roland De Wolfe、Brenesらだろう。

Day1Bイベントでは、通称"おしゃべり"のMike Matuow、Joe Hachem、Gus Hansen、Isabelle Mercier、Carl Olson、John Gale、Kenna James、David Plastikらが出場する。

チップカウント Day1A

Dan Bitsca Pedersen 118,400

Javed Abrahams 99,700

Johan Nord 84,400

Robin Keston 76,000

Andras Karkus 71,900

Kristian Ulriksen 70,300

A. Helland 69,700

Philip Thorel 57,600

Peter Dalhuisen 57,300

Bo Sehljtedt 50,300

Abu Davas 49,800

Johnny Lodden 47,100

Ian Woodley 46,700

Roland De Wolfe 44,700

Seval Hageland 44,700

Brice Van der Vollen 42,600

Fuat Can 41,000

Teemu Lahtinen 40,600

David Daneshgar 39,900

Alan Otte 39,900

Nick Gibson 39,500

Pierrard 38,500

Jin Cailin 37,800

Katja Thater 35,800

Jeffrey Lisandro 34,600

Leslie Kerrigan 33,500

JP Kelly 31,800

P Gould 31,200

Jon Dull 31,000

Hans Eskilsson 28,800

Humberto Brenes 27,000

Markus Boudewijn 26,900

Tony Chessa 26,600

Hubert Attali 26,200

Petri Pietila 26,200

Emile Petit 25,700

Daniel Elkeslassy 25,400

Peter Jetten 25,000

Phil Ivey 24,800

Patrice Boudet 24,300

Johan Bergquist 24,000

Aki Pyysing 23,700

Michael Kindle 23,100

Thomas Wahlroos 22,900

Frank Silverstein 22,700

Aaron Doraminson 22,100

Ben Grundy 22,100

Elie Marciano 21,500

Michel Alberti 21,000

Aki Huttunen 20,300

Erik Lindberg 20,200

Stephan Rotach 20,200

Mike Halioua 19,500

Markus Golser 19,400

Nemeth Akos 18,800

Luca Pagano 18,600

Vincent Van Rooyen 18,600

Vladimir Temelkovski 18,300

James Davenport 18,000

Iago Lopez 16,800

Leopold Chow 15,400

Per Strom 15,000

Greg Hobson 14,900

Duarte 14,200

Martin Mikkelsen 13,700

Andreas Hurtig 11,100

Alan Sass 10,900

Antoni Romanello 10,800

Thierry Passeron 10,700

Thomas Billum 10,500

Thierry Mulin 10,200

Marga Gonzalez 10,000

Stephen Pearce 8,700

Allan Dyrstad Allan 8,000

Tony Lindstedt 7,700

Manuel Cuberos 6,900

Birgitta Joahnsson 6,700

Jules Kuusik 5,100

Franck Bensimon 5,000

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