ポーカーと文化、ポーカー映画The Cincinnati Kid (1965)

ポーカーと文化、ポーカー映画The Cincinnati Kid (1965) 0001

今までに出た最高のポーカー映画はなにかについて議論するならば、大抵は2~3の映画の名前が挙げられて落ちつくことになるだろう。The Cincinnati Kid (1965) も、この議論の時に必ず名前が挙がる映画の1つだ。他の著名なポーカー映画が比較的近年撮られたものであるのに対し、この映画が公開されたのはかなり古い。2003から始まったポーカーブーム後の現在ですらポーカーに関する映画というのはメジャーなジャンルではないが、The Cincinnati Kid はそれを40年以上前にやっていたことになる。

ポーカープレイヤー達は、ポーカー映画を批評するときに独自の判断基準を持つものだ。それは、いかにポーカーのゲームがリアルに再現されているかということ。毎日のようにカジノでプレイしているプロプレイヤーは当然、数回現実のポーカーをやったことのあるものなら、映画のシーンがどれだけ現実的かということがすぐにわかってしまうからだ。これは、スポーツファンがスポーツ映画を批評するのと似ているといえる。ポーカープレイヤー達は、主な判断基準として、背景、登場人物のモチベーション、選択がどれだけ現実的なものかを使っていることが多いといえるだろう。

この映画、The Cincinnati Kid は、その点でプレイヤー達の目にかなった映画だ。今のポーカーシーンと映画の中のポーカーは多少違ったものだが、ゲームのリアリティ、緊張感はとても現実的でリアルなのである。さらに、この映画は、プレイヤー以外の人間が見ても楽しめるものとなっている。1965 年に映画が初めて公開された時はもちろん、今見てもリアルなゲームの臨場感と緊張感は色あせるものではない。ポーカープレイヤーの皆さんも(そうでないみなさんも)、ポーカー文化の一部としてこの映画、The Cincinnati Kidを一度ごらんになってみてはいかがだろうか。

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