2016年 WSOP 42日目: Main Event Day 2ab Vornicuさんリードに輝く 2人の日本人プレイヤー駒進める

2016年 World Series of Pokerでは42日目を迎え、Main Eventも徐々に形が整い始めてきました。そして長かったこの夏も最後のイベント$1,111 Little One for One Dropが幕を開きました。
我々のスポンサー888pokerによって提供される2016年WSOPの報道をPokerNews.comにて引き続きご注目ください。
Valentin Vornicuさん Main Event Day 2ab でリード
World Series of Poker Main Event Day 2 も3組のうちの2組が再開され、ある男性が全体よりも一足早くリードを手に入れることに成功しました。サーキットイベントでお馴染みなValentin Vornicuさんはその日100,800点でゲームを再開すると、淡々とチップを838,600点まで増やし、2位のJamie Shaevelさんを強く引き離しました。
Day 2a と Day 2b を合わせたランキング top 10 がこちらになります。
(この2組は別々の会場でそれぞれの Day 2 を開催しました。)
氏名 | スタック |
---|---|
Valentin Vornicuさん | 838,600 |
Jamie Shaevelさん | 586,000 |
Alvaro Lopezさん | 573,200 |
Ramin Hajiyevさん | 558,400 |
Chad Powerさん | 546,800 |
Petr Bartagovさん | 546,000 |
Ronnie Peaseさん | 518,100 |
Jonas Lauckさん | 510,000 |
Gaelle Baumannさん | 504,600 |
Eric Afriatさん | 501,000 |
WSOPのサーキットイベントで8回もの優勝経験を誇る Vornicuさんはサーキットイベントでの成功を上手くRioで転換できていませんでした。WSOPの獲得賞金$76,134はサーキットでの獲得賞金$413,701に比べるとやや少なめですが、Vornicuさんは初めてのMain Event を機に変われることを狙っています。
「他にはこんなトーナメントはない」「ブレスレットイベントにも出場したことはあるが、比べものにはならない。このイベントに出場できて感謝しているし、こんなチャンスが与えられてとても幸せです」と彼は言いました。
彼をトップに駆り立てた理由は巨額なポットを手にするのとかけ離れていました。小・中サイズのポットを勝ち取ることが彼の普通のスタイルで80,000点以上のポットを取った覚えがないとVornicuさんは言っていました。
彼の進展について沢山の友人からメールが送られてきたそうですが、たとえそれが今までの経験の中で最も多量のチップをフェルト上で所持していたことを認めたとしても彼は自身の飛躍にあまり興奮しないようにしていました。
「とても嬉しいし、よくできたと思うよ」「コールも、ブラフも良くできたし、何より良いカードが来ていました。しかしそれは今日1日の話で、まだこの先たくさん残っています。確かに興奮もしているし、気分も良くなっていますが、まだここではつけ上がれません」と彼は言いました。
昨年の Main Event で26位入賞を果たし$262,574の賞金を獲得したChad Powerさんは引き続きその成功の道を歩み続けようとしています。彼は2015年に幾度となく上位のメンバーに囲まれながらも多量のチップを保持することに慣れていました。
合計1,847人のプレイヤーでスタートした2組の Day 2 も760人が次なるステップへと駒を進めました。Maria Hoさん(435,000点), Marc-Andre Ladouceurさん(410,500点), Alexander Kostritsynさん(388,900点), Owen Croweさん(385,000点), Dietrich Fastさん(359,500点)などの著名人も50位以内で勝ち進んでいます。
そして注目の日本人プレイヤーも377位にHirokazu Kobayashiさん(140,700点), 383位にTakashi Oguraさん(139,900点)2人が駒を進めることができました。引き続き更なる飛躍を期待して応援しています。
本日勝ち進んだプレイヤー達は、すべてのグループが混じり合う前に、1日休日を迎えます。この休日は最初の2組にとっては大きな利点となります。そしてVornicuさんは朝までゆっくり寝て、プールサイドで過ごそうと計画しています。
「今回1か月半の間で2回目の休日を迎えることになります。引き続きこの先も勝ち進んでいくのであれば、いつ休めるのかわからないので、この休日を有効的に活用したいと思っています」と彼は言いました。
Day 2ab の2組にはプレイヤーを奮いにかけフィールドを少し小さくするために、急遽追加のラウンドが用意されました。次に再開する時は1,000/2,000/300のストラクチャーで再開します。
WSOPこの夏最後のイベント開幕
WSOPこの夏最後のイベント$1,111 Little One for One Drop 3組中最初のグループが幕を開きました。このトーナメントはエントリー毎に$111の義援金をONE Drop慈善事業に支援しています。
Main Event が開幕した後に開催されるため数字に伸び悩むこのイベントですが、754人のプレイヤーがDay 1aに集まりました。昨年の4,555人の参加者に至るまではまだやらなくてはいけないことが残されていますが、無制限のリエントリーと残り2組の開幕によって改善される時間は残されています。
イスラエル出身のYaron Zeev Malkiさんが278,900点でリードを保つ中、120人のプレイヤーが勝ち進みました。
Barry Hutterさん(180,600点), Jiri Horakさん(183,700点), Fabian Ortizさん(178,300点), などが上位につけて、その他にもPatrick Chanさん, Terrence Chanさん, Kelly Minkinさん, Max Pescatoriさん, John Racenerさん, Andy Blochさん, Brian hastingsさん, Nick Yunisさんなどが駒を進めました。
一方Jason Mercierさんは3つ目のブレスレットと膨大なサイドベットマネーを狙って多量のチップリードを手に入れようと躍動しています。
彼のLittle One for One Drop への最初のアプローチは4回にわたって勝負したエースが印象的でした。あいにく4回全て勝利することはできませんでした。最後の勝負で彼はレイトポジションからレイズの競り合いをで仕掛け、約70bbのスタックを
の保持者に失ってしまいました。
2組目のトーナメントが明日午後3時から開幕しますので、引き続きMercierさんの更なる奮闘を期待しましょう。
今後の予定
午前11時にWSOP Main Event 史上で最も大きなスターティンググループ(Day 2c)に勝ち進んだプレイヤーが Rio でゲームを再開します。そして混雑が予想される午後3時からは Little One for One Drop の2組目が幕を開きます。
我々のスポンサー888pokerによって提供される2016年WSOPの報道をPokerNews.comにて引き続きご注目ください。
ポーカーニュース日本語版のツイッター及びフェイスブックでも様々なポーカーニュースを更新しています。
公式フェイスブック
https://www.facebook.com/PokerNewsJapan/
公式ツイッター
https://twitter.com/pokernewsjp
どう思われますか?