"エース"が語る:トーナメントか、ライブゲームか?

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生活の為のポーカーを始めて7年以上が経ち思う事は、大金はライブゲームにあるのではなく、トーナメントにあるということ。トーナメントは優勝者をスターにし、優勝賞金だけではなく、雑誌の顔になったりなど全てのステータスがUPするからだ。ポーカーの究極のゴールは、最も優れたトーナメントプレーヤーになる事なのかもしれない。

ポーカーに精通している人なら当然詳しい事を知っていると思いますが、トーナメントでは、参加費(これを取り戻す為にはある程度上位に入らなければならない)、宿泊旅行の滞在費用(もちろんトーナメントの参加者が払う)、の面で自己負担リスクが大きい為、長期的にトーナメントで生計を立てている人々はあまりいないということ、要するにコストの面で考えてもトーナメントプレーヤーは少ないということを。

トーナメントで非常に上手くプレーしている良く知られたプレーヤーでも、実際は長期的に大きな利益を生み出すことに苦しんでいたりする。だが、あまり知られていないようなプレーヤーが労なく、大きな利益を得ていたりする現実もある。皆の注目を集めているだけで、実はあまり多く稼いでいない、といったトーナメントプレーヤーは少数派だ。それと注目は集めないけれども多く稼ぐ、ライブプレーヤーというのは実は多いのだ。だから、私が生活の為のポーカーを始めた時、トーナメントか、ライブゲームか、という選択にあまり悩むことは無かった。私は、利益をより多く生み出せるであろう!?選択をした(もちろん私にとってはということだが)つまりライブゲームだ。

しかし、最近になって、ゆっくりと確実に、物事は変化し始めている。初めの内は、それに気づかなかった。だから私は"トーナメントは名声のためにある、ライブゲームが利益を生み出すのだ"という以前の考えを変えないままだった。かなり状況が変わってきているということが明らかになってきても、その考えを変えなかった。優れたトーナメントプレーヤーは、自分でトーナメントの参加費を払う必要が無くなったのだ。旅行費や宿泊費についても心配する必要はない(つまりスポンサーが払ってくれる)。それから、テレビ業界がスポーツとしてポーカーに注目を持ち始め、他の業界からの大金がポーカー業界に流れ込み始めた、そしてこの流れ込む大金を手に入れるのは...トーナメントプレーヤーだ!!-ようするにライブゲームのプロではないということ。

実際、私は、ライブゲームで数年間に渡って大きな利益を出し、多くのプレーヤーがうらやましく思うような結果もだした。だが、最近の優れたヨーロッパのトーナメントプレーヤーは、スポンサーからの資金をもとにして、私が一年で稼ぐよりも、ずっと多きな利益を得ているのである!ポーカー業界に流れ込んだ大金と、アメリカ、ヨーロッパのテレビの積極的な参加は、誰もがトーナメントに興味を持つような状況で、急激な速さで成長してきているが、ライブゲームにはその勢いはない。

さらに、オンラインポーカーの成長によって、多くのライブプレーヤーがオンラインに注目している。良いか悪いかは別にして、このことは、カジノのライブポーカーが、オンラインポーカーやトーナメントほど成長しなくなってきていることを意味している。ヨーロッパでの多くのカードルームが、かろうじて存続している状態であるが、5テーブル以上いつも開かれているようなカジノは、通常というよりは例外的だ。

以上挙げたような変化と成長によって、大金はライブゲームにありトーナメントにはない、といった古い立場を取ることはできなくなった。(これは言っておきたいことだが、もちろん非常に優れたライブプレーヤーは、驚くべき利益を得ている。特に、イギリス、フランスといった国で普段、高いステークスでプレーする人々は、高収入を得ている。それから、ライブゲームに加えて、オンラインポーカーに集中し、成功しているプレーヤーは、以前よりもさらに多くの利益を得ているし、オンラインでは、より多くのゲームに参加できるということだ。以上の記述は、ヨーロッパでのポーカーに重点を置いていることに気を付けていただきたい。アメリカにおける最近のポーカーブームは、ライブポーカーの成長を促しプレーヤーにより多くのテーブルが開かれるだけでなく、より多くのポーカールームがオープンしています。

私は、長い間、間違を持ち続け事実を受け入れるのに、しばらく時間がかかった、しかし、ようやく時代の流れに乗ることを決めた。現在は、ヨーロッパのトーナメントの記者、Eurosportのポーカー解説者をしトーナメントに強く注目をしている。だが、当初考えていた、ライブゲームが有利だ!?という考えの利点を見つけ出したいとも思っている。そして、今後その利点を十分に引き出したい。

最後に この記事の続編として、次の内容も書くつもりだ:それは"ライブゲームか?オンラインか?"についてである。詳細は、以下の分析についてだ。ライブプレーヤーとしての自分の立場、ライブとオンラインの賛否両論、そして、私のような古くからのリアルマネープレーヤーにとって必要になるであろう、考えの転換についてである。

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